先日初めて箱根温泉へ行ってきました。
予約したホテルがけっこう山の方で、箱根湯本からバスで40分ぐらいかかる場所だったため、箱根バスを利用したんですが、いくつか少し困ったことがありました。
これを知らなかったために焦ったり、気持ち悪くなったりしたんですが、次回のために「箱根バスに乗るときに気をつけるポイント」を教訓としてまとめました。
これから箱根バスを利用する人はぜひチェックしてくださいね。
箱根バスには2種類ある
事前にリサーチした時にわかりにくかったのが、「箱根バス」といっても『箱根登山バス』と『伊豆箱根バス』の2種類あることです。
箱根湯本駅にあるバス乗り場も同じ場所で(ここは案内してくださる方が何人かいたので大丈夫でした)、ルートもけっこうかぶっていて、いったいどっちがいいのかわかりませんでしたが、
調べた結果、
グループ | 箱根フリーパスの使用 | 混雑具合 | |
箱根登山バス | 小田急 | 〇 | 比較的 混んでる |
伊豆箱根バス | 西武 | × | 比較的 すいてる |
「箱根フリーパス」は様々な乗り物が乗り降り自由になる、おトクなチケットです。
でも、あまり動き回らない場合はその都度払った方が安いので、事前に計算しておいたほうがいいです。
>>運賃 | 箱根ナビ
「箱根フリーパス」を使う場合:箱根登山バス
「箱根フリーパス」を使わない場合:伊豆箱根バス
私の場合は、箱根を動き回って観光するよりも温泉をゆっくり楽しむつもりだったため、「箱根フリーパス」は使いませんでした。
伊豆箱根バスはフリーパスは使えませんが、座れる確率が高いのでゆったり行きたい時はいいですね。
伊豆箱根バスは西武グループなので、バスが西武ライオンズの配色だよ
バス料金の払い方
料金の払い方はいろいろ方法がありますが、一般的だと思われる現金支払いで困ったことになりました。
バスの中ではお札は1,000円札しか使えない(伊豆箱根バス)
料金はバスを降りる時に、運賃箱へ料金ぴったりの金額を入れなくてはいけません。
※おつりが出ないため
両替機もありますが、これが硬貨と1,000円札しか使えないんです。
ちょうど私が大きいお金しか持っていなかったので、バスの中で「どうしよう…払えない!!!」と超あせりました。
私が会計係で人数分まとめてお金を払う予定だったのですが、一緒に行った家族の千円札、小銭を集めてなんとかぴったり払えてよかったです。
- SuicaやPASMOなどICカードを使う
- 「箱根フリーパス」を使う(箱根登山バスの場合)
私は海外在住なので、今はSuicaやPASMOを持っていませんが、ICカードがある人はピッとあてるだけですみます。
また箱根登山バスの場合は「箱根フリーパス」があれば見せるだけです。
※伊豆箱根バスの場合は「箱根フリーパス」は使えません
いつもICカードを使ってると、旅行先で使えない時に本当に不便だよね…
大きな荷物はなるべく預ける
私は海外からスーツケースで行ったんですが、これがまた大変でした。
ホテルに行く前にいろんな所を回ってから行くなら、スーツケースを預けることを考えたんですが、今回は温泉を楽しむためホテル直行で、スーツケースを当然持ち運ぶつもりでした。
箱根湯本駅でちょっと休憩するときに大型コインロッカーを探すのにも苦労しましたが、何よりもバスで困りました。
- 大型の荷物、スーツケースを持ち込めるが、置き場がない
- スーツケースがあると座りにくいだけでなく、山道で転倒したり危険
私は伊豆箱根バスを利用したんですが、バス後方は一段高くなっていて、スーツケースを置く場所がないため通路に置くと人が通れなくなってしまいます。
中間部分は左右に1人ずつで、片側が進行方向ではなく横に座る場所があって少し足元が広いので、この辺に立ったり座ったりしました。
箱根は観光地だしスーツケースを持っていっても大丈夫だろうと思っていましたが、何せ急カーブが続く山道では、大きなスーツケースをつかんでいないと吹っ飛んでしまってとても危険でした。
- 荷物はなるべく小さくする
- 大きな荷物は駅にあるキャリーサービスを利用する
後から知ったんですが、箱根湯本駅にある「キャリーサービス」は受付・受取時間に注意が必要なものの、利用する価値大です!
>>箱根旅行では荷物をコインロッカーではなく「箱根キャリーサービス」に預けよう
通常サイズで800円、大型サイズになると1,000円、トランクサイズだと1,500円とやや高いんですが、箱根湯元駅から身軽にどこにでも行けることを考えたら、次は利用しようと心に誓ったのでした。
(駅の大型コインロッカーの空きを探すのも大変、値段もお高めなので、だったら最初から預けてしまえばよかった…)
手ぶらが一番だよね
【追加情報】
『小田急トラベル』で申し込むと「箱根キャリーサービス」が100円で利用できます!!(各月先着申し込み200名)
どっちみちホテルは予約するし、「ロマンスカー」や「箱根フリーパス」も実は全部小田急グループなので、『小田急トラベル』で申し込むと割引になることを箱根から帰ってきてから知りました…涙。
早く知りたかった~
しかも『小田急トラベル』のロマンスカーセットプランでロマンスカーの希望座席の手配をお願いすると、「前展望席」に座れる可能性が大きくなります。
やっぱりグループ企業って強いんだなあ
乗り物酔い対策
初めて行った箱根の山は、箱根駅伝で見ていたよりももっとくねくねでカーブが多く本当に山に登ってるって感じでした。
行きは大丈夫だったんですが、帰りのバスは進行方向ではなく、横に座っていたためか私も少し気分が悪くなりました…。
しかも大きな荷物がカーブでけっこう吹っ飛んだり動くので、パンダ夫が必死に荷物を見てくれてたんですが、
き、気持ち悪い…吐きそう…
たぶん普通に進行方向を向いていたらなんともなかったんですが、横座りに加え、ごろごろ動く荷物を見るため下を向くことが多かったのがよくなかったです。
箱根湯本についてから少し休んでいましたが、青ざめた顔がまだ戻りません。
もう少ししたらまたロマンスカーに乗らないといけないので、結局「酔い止め薬」を買いました。
普段あまり薬を飲まないので知らなかったんですが、酔ってからでも効くんですね!!
私も少し気分が悪かったので飲んでみましたが、ちょっと頭がふらふらしてた感じがすぐなくなりましたよ!!
薬は薄いタブレットのようなフイルム状で、水なしでも口に入れたらすぐとけちゃいます。
しかもおいしい!(フルーツ風味でした)
僕もよくなったよ!
ちょっと薬を飲んだだけで、すぐよくなるなんてすごい!
いまさら「酔い止め薬」を買っても…と思っていたんですが、本当に買ってよかったです。
お店の人に聞いたのは、箱根の山道はカーブが多くて酔う人も多いので、酔い止めの薬を用意したほうがいい(特に下り)ということでした。
- 酔い止め薬を飲む
- バスの中では進行方向を向いて座る
- できるだけ前の席で外の景色を見る
もし酔っちゃっても薬があれば安心だね!
最後に:箱根バスに乗る方へ
箱根湯本からバスに乗っていくと、だんだん山道になってカーブが激しくなる分、かなり景色が変わります。真夏でもひんやり涼しいくらいでしたよ。
箱根にはいいホテル・旅館、温泉もたくさんあるし、ぜひ4つのポイントをおさえて箱根バスで旅行を楽しんでくださいね!
- 箱根バスの種類
- バス料金の支払い
- 荷物
- 乗り物酔い対策
今度はまた他の季節に行きたいな~